2012年3月18日日曜日

ワーファリンにはビタミンKが天敵のようですが体内の過剰な塩分を排泄させるために...

ワーファリンにはビタミンKが天敵のようですが体内の過剰な塩分を排泄させるためにビタミンKを多くとりなさいと言う医者もいます。全く真逆くのことを医者によっては言っているのですが、どう理解すればいいのです?







おそらく、過剰な塩分を排泄させるために摂取するよういわれているのは、ビタミンKではなく、カリウムではないでしょうか?



捕捉に関してです。

まず、カリウムは微量元素であり、ビタミンKは脂溶性のビタミンです。

全く異なるものです。

確かに青汁にはカリウムもビタミンKも多く含まれます。が、特に多く含まれるのがビタミンKです。

ワーファリンはビタミンKの作用を抑えることにより血液凝固を抑える働きを持つ薬剤なので、ビタミンKを摂取してしまってはワーファリンでコントロールできなくなってきます。



青汁は止めて下さい。

ワーファリンによる治療を優先させるため、ビタミンKの多量摂取は避けるべきです。








そうですね。

ワーファリン投与の患者さんに、ビタミンKの食事はすすめません。

ワーファリンの作用効果が極端に下がってしまいます。



通常、医師が患者さんにビタミンKを含む食事をすすめるのは、

カルシウム拮抗剤(血圧の薬)を飲んで低カリウム血症を起こす場合くらいです。



ひょっとしたら、患者さんは、血圧の薬も一緒に飲まれているのではないでしょうか?

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