2012年3月27日火曜日

なぜ妊婦はビタミンAを摂りすぎてはいけないのですか?

なぜ妊婦はビタミンAを摂りすぎてはいけないのですか?







ビタミンAを摂りすぎてはいけないのは妊婦だけではなく、ヒト全体です。

ただ、普通の食物から摂る分にはほとんど気にしなくていいでしょう。

ビタミンAには蓄積性があるので、一度に大量にとると、過剰症を起こすことがあります。しかし、緑黄色野菜などに含まれるβ-カロテンは30%ほどしか体内に吸収されず、ビタミンAに転換されるのはさらにその半分です。また、体内にビタミンAが十分にあれば、転換されずにβ-カロテンのままで働くので、体内に蓄積されませんので何の心配も要りません。



注意は薬品等で摂取することです。

こちらは身体に蓄積されビタミンA過剰症という中毒と言う症状を引き起こします。

症状は頭痛、めまい、吐き気、嘔吐など。



ビタミンAの摂取をやめると症状は軽減消滅します。



なお、アメリカの研究では、妊婦が1日3,000μg以上のビタミンAを摂取した際に、胎児頭部の奇形の発生率が、1,500μg以下の場合に比べて5倍になったという報告が示されています。





摂りすぎなければ大丈夫ですが、

ビタミンAサプリを毎日必要以上に多めに摂取し、更に経皮吸収するためアンチエイジングの化粧品を用法以上にたっぷりと使うと危ないって感じだと思います。





ビタミンAの効能は、皮膚や粘膜の細胞の正常な分化を促し、粘液の産生にも関係しています。

ビタミンAは「目のビタミン」といわれ、目の健康に深く関わっているビタミンです。ビタミンAはムチン層をつくって目の表面の角膜に涙をつなぎ留めたり、涙の量を増やしたりして目の粘膜の湿潤性を高めることで、目を乾燥から守ります。



代表的な食品は鶏レバー・緑黄色野菜(フルーツ含む)・ウナギ・アナゴ等








ビタミンAは脂溶性なので、過剰摂取すると体内に蓄積します。蓄積すると、ビタミンAは胎児奇形の原因になるからです。が、実際にはどうでしょうね?よく知りませんが、多少サプリメントをとっていても、奇形になるほどビタミンを過剰摂取することは、まずないんじゃないかと個人的には思います。

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