2012年3月27日火曜日

カテキンの過剰摂取はいいことなのでしょうか??

カテキンの過剰摂取はいいことなのでしょうか??







>カテキンの過剰摂取はいい事なのでしょうか?

Ans.過剰・・・と貴方が表現している通り、過剰に摂取するのは良い事ではありません。



それは、カテキンだけに限った事ではありませんが、

カテキンだけを考えると

カテキンには、抗菌・殺菌作用があります。

殺菌とか、抗菌とかが大好きな日本人は、抗菌・殺菌作用があると聞くと

飛びつく傾向にありますが、カテキンは害のある菌と体内の常在菌との区別を

つける事はできません。



良く、風邪を引いた時などに、抗菌剤を処方されて、お腹を壊してしまった・・・。

なんて、話を聞いた事はありませんか?それと似た様なもので

お腹の中で、腸の動きを整えている、ビフィズス菌なども、カテキンの抗菌・殺菌作用の

影響を受けてしまうのです。



又、通常よりはるかに濃いカテキンを飲み続けると、人間の細胞のDNAを壊してしまうと

いう報告もあるそうです。(通常の1.5倍~2倍)



なんでも、ほどほどが良いという事でしょうね。

蛇足ですが、身体に良いからと誰もが信じて疑わないビタミンも、通常の食事の範囲で

自然の野菜や果物から、摂取する分には害は無いのですが、人工的に作られた

サプリメントなどを過剰に摂取すると「ビタミン過剰症」が起こります。

(その症状は、ビタミンの種類によって違います)








「過剰」っていい意味じゃないよね。







カテキン(タンニン)は抗酸化作用があることで知られています。

自然成分のカテキン(お茶などで摂取する場合)には一日の上限は定められていませんが、健康補助食品として摂取する場合にはそれぞれに定められた容量を遵守しましょう。



カテキンの副作用として、鉄の吸収を阻害すると言われていますが、お茶などから摂取する程度の量では問題はないようです。ただし、鉄剤を服用している場合は避けた方が良いようです。

抗凝固薬のワルファリンといっしょに用いると、ワルファリンの効果が減弱することがあるようです。



要約すると



Q.カテキンの過剰摂取はいいことなのでしょうか??

A.自然成分を摂取する分には問題はないが、過剰に摂ったからといって特別良い効果が期待できるわけではありません。



カテキンに限らず、「摂りすぎ」は体に毒です。

適量を心がけましょう。







体に摂取するものの場合、通常大は小をかねません。

カテキンも体にいいといわれていますが、過剰摂取はやめたほうが良いでしょう。

一日に緑茶2杯程度で十分です。



特に妊娠中や授乳期の方や不整脈の人は気を付けたほうがいいです。

特にカテキンを緑茶でとろうとした場合、緑茶中のタンニンが鉄分の吸収阻害を引き起こしてしまいます(あくまで過剰にとった場合ですよ)。

なので貧血気味の方のカテキン摂りすぎもよろしくないでしょう。



なんでもかんでも体にいい成分ならそればかりとればいいということはありません。

体にいい成分といわれていても、過剰摂取は有害な作用を及ぼします。

気をつけてくださいね。

0 件のコメント:

コメントを投稿